ごじごじ

三人の名付親のごじごじのレビュー・感想・評価

三人の名付親(1948年製作の映画)
3.4
開拓時代の西部劇、ならず者までも隅々まで浸透したキリスト教精神、過酷な砂漠地帯での生活、銀行強盗お尋ね者三人と追う保安官…ここにさらに生まれたばかりの赤ちゃんが加わり、2000年を過ぎた東洋の人間が見るには簡素な筋立ての割りに見るべき点が多すぎて。それだけに赤ちゃんという存在の、時代も地域も無関係にあらゆる人間をひれ伏せさせるその威力をほほえましく再確認。過酷な乾燥地帯で死と背中合わせの男と無垢な乳児。この絵だけで十分。
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