2020

マン・オブ・スティールの2020のネタバレレビュー・内容・結末

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

え?スーパーマンってこんなゴリゴリのSF作品だったの?
見る作品間違えた?ってなるような始まり方で意表をつかれたのが良かった。

そしてラストもなるほどそういう終わり方か~と。
自分はあまりスーパーマンに詳しいわけでは無いですが、ちょっとした設定くらいは知っていたので、そういう意味で帰結していくというか、奇麗な終わり方、まとめ方だなぁと思った。

途中、なんなんだろ。つまらないわけではないんだけど、予定調和というか、あまりいい意味でも悪い意味でもサプライズがなくなっていったからか、どうにも眠くなってしまい、2回に分けて見てしまいましたwww
(深夜2時から見始めたというのもある。でも面白い作品は眠くてもラストまで引っ張って行く力があるので、そういう意味ではやっぱり弱かったのかなぁ…と。)

設定の甘さもあるというか。
スーパーマンが赤ちゃんの時に乗ってきたUFOが米軍に探知されなかった所からまずえ?だし(そういうステルス技術があったとかは説明も無いしズルい)、他にも油田?が爆破事故を起こした時に一人明らかに残っているのに、その後ニュースにも何にもなっていないというか、それこそハイウェイダイナー的な所でトラックをボコボコにした事件みたいな、どう考えても普通じゃない痕跡を残していってしまうところが、心の底から正体を隠して生きていこうと思っている人の行動ではないというか。
(人助けはまぁ100歩譲って仕方ないとして、トラックは完全に腹いせじゃん。)


あの記者ともラストくっつくけど、正直、そもそも意識しあったきっかけとして、どうせ見た目やん!としか思えないし。
まぁ、私もエイミー好きなので良いけど。。。www



ラストの音楽がちょっとスーパーマンのテーマっぽいようなアレンジになっていたのもよかった。
(関係ないけど、スーパーマンのテーマってスターウォーズのテーマとごっちゃになって、スターウォーズのテーマの方が印象強いから記憶からかき消されて「あれ?どんな曲だったっけ」ってなりがちですよね?w)


何気に父親役としてケヴィンコスナー出てるの豪華で良かった。
説得力も増すし。
(そういう意味ではあの夫婦がクラークをどういう育て方をしたのかは気になる。
宇宙人を国に隠して育てる勇気と、あの正義感を養ってくれた教育方法を持っていたあの夫婦こそが真のスーパーカップルだなと!www)
ラッセルクロウがお父さんなのも豪華でしたね。


あまりDCに詳しくないし、マーベルにも詳しくないのですが、
なんとなくマーベルの方が見ている作品が多い、くらいのレベルの人間の感想ですが、このスーパーマンはいわゆる全てのヒーローもの作品の初代的な、始祖的な意味合いのあるキャラクターでもあると思うので、あまりキャラクターやストーリーが逸脱することはゆるされないだろうというのもあるとは思うけど、真面目過ぎるというか、硬い印象、伝統的すぎる印象で、悪く言えば驚きのない普通の作品ではあった。
というのもこれを見て感じたのが、アイアンマンのあのチャラさみたいなものはこういうスーパーマンのような作品があってのカウンターというか逆バリで生まれたような部分もあると思うし、そういう意味では相撲でいうところの、まずは相手の攻撃を受け止める所からはじめなければならない横綱のような存在であらなければいけない難しさや、だからこその気迫みたいなものも感じる作品だなぁと。
何に生かせるかわかりませんが勉強になりました。




後で書く。
2020

2020