ぐるーと

マン・オブ・スティールのぐるーとのネタバレレビュー・内容・結末

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

MCU作品の観賞を優先していたが、「アクアマン」を観たので、
これを機にDCEU作品も観ていこうと思う。

まず初見で、作品スケールの大きさに驚いた。
同じオリジンから始まるアイアンマンで起こる事件とは違い、
アベンジャーズ のチタウリ襲来レベルの危機が初っ端起こる。

この危機に対して、ヒーローが
スーパーマンしかいないのは、
ちょっと違和感があるし、今後のシリーズ展開のインフレを考えるなら、、、と思ってしまった。

映像クオリティは凄く高い。
ダークナイト3部作のような、
リアル志向の作風だった。

ただ、ヒーローものとしての
「熱さ」とか「カタルシス」が少なく、これは「ヒーロー映画」ではなく、「SF映画」なのだろうか。とにかくシリアスでワクワク感はあまりない。

「アクアマン」があまりシリーズとの接点を作らず、単体での娯楽作品を作って大成功したので、
今後DCはそっちの方向にいきそう。

嫌いな映画ではないが、MCUのように過去作を何度も観返すという作品にはならなそうだ。

2022/6/20
65型有機EL 4K環境 吹替で再鑑賞。
「ジャスティスリーグ スナイダーカット」を観る為に復習。MCUにマンネリを感じていたのか凄く面白く感じた。
初見から感じていたがビジュアルがとても良い。また今回はハンス・ジマーの音楽がとても素晴らしい事にも気づけた。
ラストシークエンスのアクションもとてつもない迫力。メイキングで見たが、ヘンリー・カビィルの身体作りもエゲツない。
以前は暗さばかり目立っていたが、再鑑賞では良いところばかりが目に付き、3.5→4.0へ評価をあげた。
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