ニニ

渇きのニニのレビュー・感想・評価

渇き(2009年製作の映画)
2.0
この映画、英題が『Thirst』となっていて邦題はその訳のようだけど、韓国語の原題『박쥐』は知らない単語だったので調べたところ『こうもり』という意味らしい。

邦題も『こうもり』でもイケそうだけど、『渇き/Thirst』はただ血に飢えているのではなく渇愛的な含みも感じられるので人間の欲望を描いた内容と相俟って良く考えたものだと思った。
前から思ってたけど映画の英題って誰が考えるんだろう?
各国の映画監督がみんな英語堪能なわけじゃなかろうし。

正直私には難しい映画でよくわからない部分も多く、そのくせオチは途中で読めてしまったりしたけど、そこに至るまでの持って行き方は全く読めず引き付けられた。
あんなに血を見せる必要ってあるんだろうか? 

エンドロールを見ながら何とも言えず哀しくなる映画だった。

※2010年02月20日mixiより抜粋
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