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恋のロンドン狂騒曲のmikumiku1188のレビュー・感想・評価

恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)
3.5
自分を守るために必死な人々の姿を笑ってはいけない?

正に‘狂騒曲’のタイトル通りの人間の愛憎と欲を豪華な出演陣で描いたコメディー・タッチな作品です。
若人から老人まで自己中心に物を考えてしまう人間のズルさ、はかない夢を脇から見てしまうと本当に切なくもあり可笑しさを感じてしまいます。

どこかの芸能人にも居る様な占い師の言葉で自らの行動を決める妻に嫌気を感じ、長年連れ添いながら離婚してしまい、財力を使って若返りを装う老人にあの名優アンソニー・ホプキンスが演じている。
その娘で画廊で働き、オーナーとの関係を夢見ると同時に、母親の資金を目当てに独立を目論んでいる・・。

本当に登場する人々全てが狂っているのでは?と思う様なおかしな世界。ただ一人まともな人間と感じるのがプレイ・ボーイのように見えるアントニオ・バンデラス演じる画廊のオーナーだけなのか?
色と欲の人間のいやらしさが此れでもかと展開される作品で真面目に観ていると辛くなる。これはコメディーですので笑いながら見ましょう!!。