せいじ

キャリーのせいじのレビュー・感想・評価

キャリー(2013年製作の映画)
3.0
冒頭の産んだ赤ちゃんを殺そうとする場面。かなりショッキングな映像だった。悪魔の子を身ごもったのかと思ったらそうではない。純粋にキリスト教の信仰を全うしようとすれば姦淫の罪からは逃れられないが人類は子孫を残すことができないという大きな矛盾にぶち当たる。しかし信仰を全うする為わが子を殺そうとした母親。このジュリアン・ムーアが最後までメチャメチャ怖すぎる… しかしスティーヴン・キングの原作作品にしてはストーリーが単純すぎないか?母親の厳格な教え、そして友達からのいじめ。抑圧されていた思いが超能力になって爆発する。スティーヴン・キングならもっと深い作品を作りそうだが… オリジナルは観ていないので何とも言えないが救いのない作品。なんとも後味が悪かった。
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