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人生の特等席のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

人生の特等席(2012年製作の映画)
4.7
ガス(クリント・イーストウッド)はメジャーリーグ最高のスカウトマンだが、PCもメールも使わず、データ野球全盛の時代に不要だという球団幹部もおり、その契約はあと3か月と迫っていた。
次のドラフトが彼の人生を決める事になるが、視力も衰えていた。
そんな彼の窮状を救ったのは一人娘のミッキー(エイミー・アダムス)。2人はドラフトの目玉である天才スラッガーの元へ向かう。
クリント・イーストウッドの4年ぶりの主演作となるハートウォーミング・ストーリー。年老いたメジャーリーグのスカウトマンと、わだかまりを感じつつも父親の最後の旅に同行することになったひとり娘との絆を描く。娘役を演じるのは、アカデミー賞で3度のノミネート歴があるエイミー・アダムス。
82歳のクリント・イーストウッドだからこそ、自分の仕事に誇りを持つ口下手な頑固親父なスカウトマンが似合っています。少しずつ娘との距離を仕事や旅を通じて縮めていく姿を丁寧に描いていて、心が温かくなります。親子で見るとより絆が深まると思います。
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