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人生の特等席のspecterのレビュー・感想・評価

人生の特等席(2012年製作の映画)
3.8
 父と娘の絆

メジャーリーグのスカウトを長年勤めてきたガスは、歳のせいで視力が衰えてきていた。そんな、ガスの元にやってきたのはガスの娘で、凄腕弁護士のミッキー。ミッキーはガスの身体を気づかってやってきたのだ。
幼少期のある出来事により父親とのわだかまりを感じるミッキーだったが、その出来事には父が言えない事情があった。

今日2本目のイーストウッド主演作品。
グラントリノの余韻もあって迷ったけど、返却期限もあるので鑑賞。
初めは、特に展開もなくグダグダ親子喧嘩してる感じで、飽きてしまったのだが、途中から面白くなってきた。
バーでミッキーが男性に言い寄られた時に、ガスが異常なまでに怒ってたシーン。なんでこんなに怒るのか、理解できなかったが、終盤で伏線回収。父親の思いに感動。
投手をつれてくるところは、ちょっと都合良すぎだなぁと思ったけど、トータルで考えて、個人的にはいい作品だったと思えた。
やっぱり、他人の考えてることは分からない。人を外面の行動だけで判断してはいけないと思った。
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