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華麗なるギャツビーのktyのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
3.9
ギャツビーの屋敷がテーマパークのようで、一人で住むには広すぎるなあ、、、
一人で住むなら、隣りの家でも十分なくらい。

ギャツビーの大物成り上がり感と比べると主人公は、スケールが小さく、プロミスのCMのココリコの田中さんみたい。

屋敷のパーティーは、音楽はあえて当時のスタイルではなく今のクラブに通じる、現代風ジャズ

ただ今のクラブはラフなファッションが主流だけど、映画では衣装が皆さん豪華でスタイリッシュ、バブル真っ盛りで、
まさにパーティーアニマル全員集合という感じ、

ちょっとだけ、ダブルの肩パットの入ったパステル系のいかついスーツとボディコンで盛り上がってたジュリアナを思い出した。

屋敷の敷地も対岸の海もちょっとどぎついくらいの彩度が絵画のようで、照明効果をデジタルで不自然に見える寸前までくっきり仕上げた印象が現代らしい。

これらの荘厳なセットに負けないデカプリオの存在感が、さすがスターです。

そして、音楽は、『ロミオとジュリエット』やマドンナの『frozen』を手がけたクレイグ・アームストロング。エレクトロニカにも造詣が深い、彼の洗練されたオーケストレーションも絢爛な映像に負けてなくお見事でした。

目にも耳にもご馳走、ストーリーはノーコメント。
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