神は常に見てる
時代背景はそのまま、だけどキラッキラに輝く映像、ポップな音楽の数々。もう外見は現代だよね、なリメイク版。そして監督にはバズ・ラーマン、主演にはレオナルド・ディカプリオ。もう『ロミオ+ジュリエット』を思い出せずにはいられません。
本作『華麗なるギャツビー』は未読ではありますが、原作は超有名な作品。一言で例えると人間の「欲」ふんだんに描いた作品です。そして、本作の価値を上げまくったのは役者陣の演技としか言いようがありません。イケメン俳優から今ではもう達人レベルの演技力を持つディカプリオを筆頭に、トビー・マグワイア、今年アカデミー賞を受賞したキャリー・マリガンなど超一流。ヌルヌルする(?)映像に悪魔的な演技。もうお手上げです。
ですが、あまりにも衣装など美術面でも派手すぎるので、役者陣の感情表現と少し合っていない気がしました。
ディカプリオ、マグワイアファンにはもってこいの作品です。