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華麗なるギャツビーのyunayunaのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
4.3
村上訳で原作小説を読んだところ、映画版ではどのように表現されているのか気になって手に取った。(あのパーティとかオールド スポートの扱いとか)

私的には、キャストもハマっていたし、あのパーティシーンも、当時を当時のままに再現するというよりも、あの狂乱じみた熱狂的な雰囲気を現代に映画で再現するならば、こうだろう!といった感じで最高に良かった。(イメージ的には全く違和感がなかった)
ギャツビー邸のパーティシーンしかり、ニューヨークのアパートの乱痴気騒ぎシーンといいファッションに至るまでとにかく眼福だった。


そして、なんと言ってもギャツビーがニック邸でデイジーと再会するシーン!!
彼女との完璧な再会を演出する為の尋常じゃない気合いの入れっぷりから(庭と花よww)、ご本人登場間際のあのあたふたぶりったら、もう本当にめちゃくちゃキュートで笑った笑った。
あのシーンがあるからこそ(あのギャツビーを見せられちゃうから)、ニックと同じ視点でギャツビーを見てしまうというか、どうしても彼に肩入れしちゃうんだよねー。

その後、しばし再びデイジーとお互いの熱が高まるシーンは、久々に恋愛ドラマを見たっていう感じで、きゅんきゅんきたわー。

終盤の幕引きは、何とも言えない切ないような余韻が残るのだけれども、だからこそいつまでも心に残る名作でもあるのかなと思う。
そして、バズ・ラーマンによる今作は、原作の雰囲気を壊さない見事に映像化をした作品だなぁと思った。
わたしは、大好き!


追記
そういえば、当時 ディカプリオの現代版ロミジュリのポスターも、部屋に飾るほど好きだったなーと思い出した。
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