文豪フィッツジェラルドの小説『グレート・ギャッツビー』の映画化で
1974年のロバート・レッドフォード主演作も有名な今作。
ただ
1920年代アメリカの豪奢な時代背景を、バス・ラーマン監督らしく絢爛豪華に、スピード感満載で、かつヒップホップ・ジャズなる新しさも加えて、独創的に撮ったこの2013年代版『華麗なるギャッツビー』は
なんといっても、ギャッツビーに我らがレオナルド・ディカプリオ!!
そして物語の語り部でギャッツビーの良き理解者・親友ニックをトビー・マグワイア!!
このふたりが、この映画に生きてることが最高に幸せなのです!
では、文豪の文章を!
『ギャッツビーは信じていた。
あの緑の光を…
年々僕らから遠ざかっていく
うっとりするような未来を…
あのときは僕らの手をすり抜けていったけれど
大丈夫ー
明日の僕らはもっと速く走り
もっと遠くまで手を伸ばす
そしていつかきっと…
夜明けの光を浴びながらー
だから僕らは流れに逆らい
止むことなく
過去へ押し流されながらも
力を振り絞りながら漕いでいく』
切ないギャッツビー愛の物語なのです。