ちゃこ

華麗なるギャツビーのちゃこのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
3.4
アール・デコの直線的な図形。オープニングとエンディングと、オルガンのシーンで一瞬だけ出てきて終わり。

彼の人生の話かと思ったら、恋愛メインだった。

この時代設定に違和感のある音楽。ファッションも美術も20年代なのに。

ロミオ&ジュリエットは後から見ればよかった。この映画の期待度を下げてしまったかも。

30分ちょうどで登場するギャツビー。あー、彼の笑顔とラプソディーインブルーでここまでの不満はチャラ。でもこの30分のために焦らしすぎじゃない?15分くらいまで短くできそうな内容な気がする。

デイジーにそわそわするギャツビーかわいい。

ニックいい奴すぎる。

若きギャツビー、わりとディカプリオに似てる。

ムーランルージュっぽい雲が。1:21:08

かわいそうなデイジー

豹変するギャツビー。顔が赤くなるほど怒り狂って。触れてはいけないことに触れたんだ。サイコパス怖すぎ。
きらびやかだった毎日が崩れていく。

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ロミオ&ジュリエットが合わなくて、本作もそこまで。MVでやや違和感を覚えるムーランルージュのことは果たして好きになれるだろうか。夢中になっている人がたくさんいるけれど、私には合うだろうか。期待せず、楽しめればいいな。

これ好きな人はグレイテスト・ショーマンと派手さが似てる。勢いで押す感じも。んでも、こっちの方がストーリーも脚本もずっといい。

夏目漱石の「こころ」みたいだな。
先生と私のような。いや、こころは一回適当に読んだきりだから、正直わからない。

愛人の旦那さん、ターミネーター新起動の、えっとあの男の子の成長した人。役者さんはジェイソン・クラークさんね。

ラストの電話、皮肉なものだな。ニクいね、フィッツ・ジェラルド。

たまにやりすぎな見せ方のときがある。

村上春樹翻訳の小説もぜひ読んでみたい。

さて、元々有名な文学をこんな派手に慌ただしく描いてしまう監督のムーランルージュは、私の肌には合うのだろうか。
ちゃこ

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