アール・デコの直線的な図形。オープニングとエンディングと、オルガンのシーンで一瞬だけ出てきて終わり。
彼の人生の話かと思ったら、恋愛メインだった。
この時代設定に違和感のある音楽。ファッションも美術も20年代なのに。
ロミオ&ジュリエットは後から見ればよかった。この映画の期待度を下げてしまったかも。
30分ちょうどで登場するギャツビー。あー、彼の笑顔とラプソディーインブルーでここまでの不満はチャラ。でもこの30分のために焦らしすぎじゃない?15分くらいまで短くできそうな内容な気がする。
デイジーにそわそわするギャツビーかわいい。
ニックいい奴すぎる。
若きギャツビー、わりとディカプリオに似てる。
ムーランルージュっぽい雲が。1:21:08
かわいそうなデイジー
豹変するギャツビー。顔が赤くなるほど怒り狂って。触れてはいけないことに触れたんだ。サイコパス怖すぎ。
きらびやかだった毎日が崩れていく。
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ロミオ&ジュリエットが合わなくて、本作もそこまで。MVでやや違和感を覚えるムーランルージュのことは果たして好きになれるだろうか。夢中になっている人がたくさんいるけれど、私には合うだろうか。期待せず、楽しめればいいな。
これ好きな人はグレイテスト・ショーマンと派手さが似てる。勢いで押す感じも。んでも、こっちの方がストーリーも脚本もずっといい。
夏目漱石の「こころ」みたいだな。
先生と私のような。いや、こころは一回適当に読んだきりだから、正直わからない。
愛人の旦那さん、ターミネーター新起動の、えっとあの男の子の成長した人。役者さんはジェイソン・クラークさんね。
ラストの電話、皮肉なものだな。ニクいね、フィッツ・ジェラルド。
たまにやりすぎな見せ方のときがある。
村上春樹翻訳の小説もぜひ読んでみたい。
さて、元々有名な文学をこんな派手に慌ただしく描いてしまう監督のムーランルージュは、私の肌には合うのだろうか。