ひろゆき

華麗なるギャツビーのひろゆきのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
4.2
銀幕短評 (#170)

「華麗なるギャツビー」
2013年、アメリカ、オーストラリア。 2時間 23分。

総合評価 83点。

スコット・フィッツジェラルドが著した、アメリカ文学を代表する小説のひとつ、"The Great Gatsby"。わたしの Kindle にも原書が入っている、これはあまり読めていないけれど。

1922年高度成長時代のニューヨーク郊外の上流社会で、離れ離れになり結ばれることのなかった男女ふたりが 5年ぶりに再会する ひと夏をえがく。

封切り時に映画館で観て もういちど観たいなあと脇に置いていたのを、いいタイミングなので再見した。ありがとう「ルビー・スパークス」。

映画館で目を見張った 乱痴気騒ぎの華やかなパーティーの場面もいいけれど、ギャツビーが彼の屋敷をデイジーに案内するときに、色とりどりのシャツを上階の彼から浴びせられるときのデイジーの演出が好きだ。

何よりギャツビー役のレオナルド・ディカプリオ、舞台回しニック役のトビー・マグワイアの全編の演技がいい。女子プロゴルファー ジョーダンの背空きドレスもとても素敵だ。終盤 ニューヨーク プラザ・ホテルのスィートルームでの 5人の緊迫するやりとりには その演技に息をのむ。やはりここが、本作のクライマックスシーンだな。

デイジーもジョーダンもショートカットヘアがすばらしく似合う。「永遠の僕たち」(#140、68点)で述べたように、ショートカットは世界最高のヘアスタイルだ、わたしにとっては。
ひろゆき

ひろゆき