Ray

華麗なるギャツビーのRayのネタバレレビュー・内容・結末

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読なので、完全に映画からの感想になりますが。

物語半分までは豪華絢爛な華やかな画面に心踊るし、ギャツビーとデイジーの恋の行方は…とわくわくしてたのに…。
最後までギャツビーに同情しっぱなしでした。愛する1人の女性のためにあそこまでやったのに、報われないなんてなあ。
旦那は典型的な金持ち性格で罪をなすりつけて終わるし。
結局は金ですか、しかも自分の罪からも逃げるんですか、とデイジーを見て思ってしまったけど、良家の娘だったら贅沢な生活なんて捨てられないし逃げるでしょうね。と後半はデイジーに対して人としてどうよって思ってしまった。
薄情な人たちばかりで見ていて辛かった。
ギャツビー、ニックがいてよかったね。

ギャツビーの初登場時、振り向きドヤ顔には思わず笑ったけど、レオだからドヤ顔以外の顔の方がカッコいいっていう。デイジーと再会するまでのド緊張してるギャツビーや、時折見せる影のある表情が好き。
キャリーマリガンがめちゃくちゃ可愛くて、特にロングヘアーの時が良家の可愛らしい娘って感じで凄く可愛い。
トビーの良き友って感じが唯一の良心で癒しだった。トビーのおかげでなんとか最後まで見れた。

ニックの家でお茶会する時の、大量の花が敷き詰められたシーンと、2階から服をデイジーに向かって投げるシーンはめちゃくちゃ好き。
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