2012年 日本映画
1590年秀吉の小田原征伐の際に攻められた支城のひとつ埼玉県の忍城（おしじょう）
石田三成が秀吉側の総大将(まもるは成田長親)となった戦の話です 小田原城落城まで持ち堪えた唯一の支城というところが三成の戦下手を象徴しているようです（映画では中々良い感じの締め括り方でしたが）
三成が埼玉県で城攻めをしていたとは知りませんでした 昔読んだ『秀吉』や『家康』などの歴史物の本の中では“小田原城攻め“に割かれているページはほんの僅かでした そしてその中の支城の攻防戦については何の記述もありませんでした
歴史も色々と調べて見ると意外な発見がありますねこの城は1574年には上杉謙信にも攻められてます
大まかなストーリーは史実に基づいて そしてその中に脚色されたエピソードを挟み込んで進んで行きます 2時間25分という時間も歴史に興味のある方にはあっという間かも知れません 実力のある俳優が出ています 迫力あるシーンもあります 歴史に興味のない方も是非ご覧になって この映画をキッカケに歴史やお城に興味を持ったりするのも楽しいのではないでしょうか
ということで近いうちに忍城城跡に行ってみようと思ってます
21.3.11追記
さっそく忍城跡に行ってきました
無料駐車場も完備で綺麗に整備された公園になってます
博物館では北関東において経済や行政の中心であり続けた行田の歴史に驚かされました
映画のエンドロールにもあった石田堤なども観て水攻めの規模感を味わうことが出来ました
たまにロケ地巡りって言うのも良いもんですね
ちなみに足袋の産地で有名な行田市はドラマ“陸王“のロケ地でもあるそうです
行田市民のソウルフード“ゼリーフライ“も美味でした
