引っ越し大名を見たので、続いてこれも。
この内容で145分も必要なのか?
長過ぎる。編集下手。
見始めてすぐに気になったのは、
なんだかみんなの台詞回しが悪いのか、録音が悪いのか、何を言っているのかとても聞き辛い。
両方だとは思うが、滑舌、発声が悪い役者が多い。
あと、周りの音というか少しノイズが気になり、台詞が聴こえ辛く、ミキシングが上手くいつてないのでは。
もう少し台詞の音量レベルを上げて欲しい。
最近見た映画では一番酷い。
あと劇伴もなんだか、作品とあまりマッチしてないような…
音楽自体は悪くないのだが、ちょっと映像を邪魔する細かい音作りというか、煩い。
音数が多過ぎる。
音楽要らない場面でも劇伴がかかるし。
これも最近見た中では一番好みでない劇伴。
調べたら上野耕路、ゲルニカの人。
ラベル風とかクラシックぽくて古臭いなあと思つたら伊福部昭に師事してたのね。
なるほど。
ナレーションもド下手。
グッさんが堂にいっていて中々良い。
芦田愛菜はやはり天才。
野村萬斎は呑気な不思議面白キャラで素晴らしい。
他の役者はイマイチばかり。
若い姫と成宮寛貴、上地雄輔は下手すぎて見てられない。
榮倉奈々が人外の絶世の美女扱いなのはちょっと笑笑
野村萬斎1人だけ頑張ってる感。
やはり伝統芸能で基礎がある人は違う。
船上で踊るシーンは最高。
にしても野村萬斎がいなければ、どうなっていたことか。。
エンディングはエレカシ。
監督クレジットは何故か2人。
どういうこと?
アクションが樋口で、ドラマが犬童てこと?
どちらにしろ色々酷い映画だった。
良かったのは、田楽踊りと戦後の条件の話し合いのシーンくらいか。
いずれも野村萬斎の頑張りだけ。