このレビューはネタバレを含みます
オチが弱すぎるし、ナオミ・ワッツ演じる隣家の妻が中途半端で、サスペンスとしては平均点の域を出ないかな…と思っていた
でも違ったんだな
これはサスペンスじゃなく愛の話だったんだね
二度も別れを経験するなんてつらすぎる
炎の中で決断しなければならなかったピーター、断腸の思いとはこの事だろう
愛しいとか恋しいとかよりもっともっと強烈な感情の支配から逃れるのは容易ではないと思う
家族はピーターの妄想ではなかった
犯人の気を逸らしてくれたんだから
そして、生きていくために背中を押してくれた
ショウウインドウの前で立ち止まるピーター、何を思っていたんだろう