このレビューはネタバレを含みます
編集者の仕事を辞めて、家族との時間を過ごすために田舎の屋敷を買ったウィル。しかしそこは、一家惨殺の現場で会ったことを知る。
実は彼自身が殺害現場に住んでいたことがあり、妻と娘たちは既に死んでいたのであった。
92分の作品で、中盤で第一の種明かしがされる。ただ驚かせて終わりにするのではなく、家族と本当の意味で別れるまでを描いた作品。
ピーターの家族を思う気持ちも、リビーの想いも、ひたすら切ない。
「誰もいません」
「今君が見えているのと同じくらいはっきり見えているよ」
現実と非現実。もう一度観てみよう。