【オラ、ワクワクすっぞ~!いっちょやってみっか~!】
初っ端から
「あ、これかっこよすぎてオシッコちびるやつや...」的な
空気がビンビン伝わってくる。
開始10分くらいでいきなり絶望。
麻薬王牛耳るの30階建てのビルに乗り込んだ主人公たち特殊部隊が
絶体絶命的展開に立たされる。
おそるべしインドネシア産アクション。
これは肉弾戦の日米アクション映画じゃ到底かなわないぞ...と
痛くてグロくてかっこよくて厨二心をジンジン刺激してくる。
何がすごいって
麻薬王が「家賃タダにしたるから警察共を抹殺しろ!」って
いうだけでほとんどのビルの住人たちが特殊部隊を襲うんですよ?
別に麻薬構成員じゃない一般住人たちがですよ?
殺されるかもしれないのに銃とかナイフとかもって警察襲うんですよ?
そして戦闘バカというか筋肉バカというか
「オラ、ワクワクすっぞ~!いっちょやってみっか~!」みたいな悟空のような
銃より体でぶつかりたい感な人が出てきて
え?なんでそんな非効率的な戦い方するの?って部分が目立つんだけど
その辺は目をつぶらなきゃいけないだよね?
なんてったってオトコオブオトコの映画だからね?
オンナコドモは端っこで震えてろって映画だからね?
見終わった後に自分も格闘できる気分になって蹴り技を繰り広げて
机の角に足ぶつけて悶絶する映画だからね?
602本目