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ザ・レイドのRのレビュー・感想・評価

ザ・レイド(2011年製作の映画)
4.0
こんなゴリっゴリのノンストップアクション映画、久々に見た気がする。普通にアメリカ映画かと思って借りてきて見始めたら、インドネシア映画やって、ちょっとびっくりした笑 悪党たちが牛耳ってるアパートメントビルディングにSWATが入っていって、最上階にいる悪党のボスをやっつけようとビルの中を進んでいくってストーリーで、ほんまそれだけ、基本の筋はちょーシンプル。主人公は妊娠中の妻のいる新米イケメン隊員くん。20人近くでビルに入っていって、大きな問題なくすんなり完全制圧するつもりが、敵がもんのすごい数待ち受けてて、ビル内隈なくカメラが取り付けられてるため、逆に派手にやられまくる前半。マシンガンアクションがとにかくド派手! 一番最初に殺害される衝撃的被害者のショッキングなスローモーションのあと、ひたすら凄まじい銃撃戦がすごい緊張感で繰り広げられる。敵味方共に当たった時に当たる弾数がめちゃめちゃ多く、ひっちゃかめっちゃかでものすごく痛そう。なのに見てるこっちは気持ちいい感じがするのがとても不思議。続いて、マシンシンガンなど置いて、新米イケメン隊員君の素手&刃物によるアクションが大展開。めちゃめちゃ強いぞ、イケメン君! ひたすらアクションに次ぐアクション、ピンチに次ぐピンチを見せられ、あーーー隊長さーーーーんがぁぁぁ!!! ひえええと思ってると、途中であれっ?この人、エレベーターの中で何してるの?って人物が出てきて、どういうこちゃねん。そして、明らかになるとある人物の過去…と、もうひとつの最悪の真実…って感じで後半はドラマとアクションが同時に展開。前半はハラハラしながらみてたのだが、終盤になると、ちょっともうアクションお腹いっぱい、最後のバトルとか長すぎて頭ぼーっとしてきて、私の明日の予定とかに意識が行ってしまう瞬間もあった。で、最後いったいどう終わるんやろーと思ってると、なかなかきゅん渋なエンディング。全体的に、ダークでカッコいい映像と、硬質でエレクトロな音楽が最高。アクション映画を心から愛す男たちにとっては、おそらくたまらない作品なんやろなーと思いながら、楽しく見ることができました。個人的には、また見たいとまではいかなかったけど、一回は見とくといい軽く楽しめるハード&タイトな、カッコいいアクション映画って感じでした。
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