タカナリ

マリー・アントワネットに別れをつげてのタカナリのレビュー・感想・評価

3.6
フランス王妃マリー・アントワネットを心から敬愛する朗読係のシドニー。彼女は王妃のそばで働ける事に幸せを感じていた。
そんな中フランス革命が勃発。
王妃は最愛の女性を守るため、王妃はシドニーに彼女の身代わりになるよう命じます。

シドニーの気持ちを考えるたら、とても切なく、悲しくなりましたね。身分が違うから当然の結果ではありますが。
王妃ももったいない事しましたね。あんなに純粋に王妃に従順な人間、他にいないですよ。シドニーこそそばに置くべき人間だと思いますけどね。

あと、王宮内部が中心に描かれているため、王宮の外で何が起きてるかがいまいち分かりにくい。もう少し平民の生活や本音を描いても良かったように感じました。