サミー

LOOPER/ルーパーのサミーのレビュー・感想・評価

LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)
2.5
公開時に鑑賞。
いまさらなので以下にあるものから先のレビューは書かないと思います。


大どんでん返しをウリにしている映画はおおよそ大したことはなく終わってしまう。
最大の失敗をなくすために起きた出来事をそもそも全てチャラにする・なかったことにするというはまぁ反対はしないのですけど、本当は重要視すべきポイントはそこではないんだと思いました。
未来を変える、人生をやりなおす、そもそも起きた事・起こる事を根本からなくす。う〜ん…奥さんを死なせてしまったのにそれに対しての責任を放棄しているというのはちょっとと感じてしまいました。せめてフォローを描くのは必要です。
「基本的に自分である」と言う考え方は欧米いや最近の風潮に多いのですが…
それが解決しない問題のそもそもの原因になっていて、それが故にくだらない物語を展開させた上に大したことがない結末だというのは私は納得がいっていません。だったら納得するくらいのものを作れ!
企画やアイデア倒れだと思いましたし感じました。ストーリーにアイデアを向けるだけでドラマの根幹が描かれていない。
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