フランスのヒューマンコメディで、ジャン・レノが出てるって事以外興味無かったんですが、これが意外な掘り出し物。
メインになるのは、もう1人の主人公ミカエル・ユーン演じるジャッキー。料理の才能はあるのに社会性が無くて料理の仕事に就けずくすぶっていて、
そこに、三ツ星レストランの有名シェフで、星の存続の危機に陥ったジャン・レノ演じるアレクサンドルが自分のレシピを完璧に再現するジャッキーに偶然出会って臨時で雇うことになるんですが、
物語が展開するごとに騒動が起きて、そのドタバタ劇の度に2人が心を通わせていきます。
人間的に完璧でなく問題を抱えた2人が力を合わせて危機を乗り越えていく様子に少しずつ好感を覚えていって、
最後には淡い感動を味わえます。
85分と短い時間の中でキレイにストーリーを完結させています。
笑い感動ありのオススメのフランス映画です。