アイアンマン3のワイカのネタバレレビュー・内容・結末

こちらも久々に観賞。アイアンマンの完結編（と言ってもこの後もアベンジャーズとかでたくさん出てくるから全然そんな感じがしないけど）となった今作は、アイアンマンとしてのトニー・スタークはあまり活躍せず、生身のトニーが頑張る人間くさい作品になってます。手作りのローテクな武器で戦うシーンもあって、マーベルシリーズでも異質な感じです。

アイアンマンは終盤までほとんどガラクタ扱いで、どうなることかと思ったけれど、見せ場はちゃんと最後に取ってありました。最後の大集合はカタルシスすら覚えます。でもやはりトニーが着たアイアンマンが好きな人には物足りないかも知れません。

ストーリーも珍しく少しサスペンスホラー要素強め。敵はけっこう怖いです。アイアンマンと互角に戦えるようなヤバいヤツら（最後はアッサリでしたが）なんだし、テロでたくさんの犠牲者も出してるんだから、アベンジャーズの一部やシールドが出動したってよかったんじゃ（笑）。

一方でギャグ要素もあって、前２作とはだいぶ趣が違いました。

製作側は、おそらく前作までと同じことはしたくなかったんだろうなと想像。ある意味すごく勇気のいる作り方だと思うけど、ちゃんと面白く仕上がってるあたりはさすがマーベルです。

最後はペッパーがかっこよかったです。ガイ・ピアースってカメレオン俳優化してますね。いつも思うんですが、レベッカ・ホールって馬面だなぁ。