みはしゅん

アイアンマン3のみはしゅんのレビュー・感想・評価

アイアンマン3(2013年製作の映画)
3.8
 さぁ溜まっていたレビューをどんどん消化していこう。みなさんすみませんTLを荒らしますよ。

 これMCU作品で唯一レビューしてなかったんだな。MCUフェス(詳しくはエンドゲームのレビューへ)の際に鑑賞。今作をきっかけにMCUの方向性が少し変わった気がする。そんなターニングポイント的な位置づけでもあると思っている作品。

 今作からMCUの制作は完全にディズニーに移行。だからParamountのロゴも出てこない。なのでCGの質感とかクオリティとかは大きく変わっていると感じた。

 MCU前作アベンジャーズまでは、キャラデザインを含めどちらかというとマーベルコミックを既に知っている人たちにベクトルが傾いてる印象があったが、今作からはマーベルコミックの実写映画化という側面からMCUという1つの映画シリーズとしての価値を大きく示すための一本になっていると思う。

 今作はトニーの苦悩からスタートする。詳しくはエンドゲームのレビューを見直して欲しいのだが、この頃はまだ彼の中に傲慢さが見える。その傲慢さ故に世界で最も大切な人を危険にさらしてしまう。

だが彼は傲慢さやプライドを捨てることで少年や普通の一般の人たちにも協力を得ることで問題を解決していく。今作はトニーという人間性の成長を大きく感じることができる一作だと思う。

今作のラストを鑑賞しておけば、エンドゲームでの2人の共闘にも納得できるはず。うーんいやさすがに強すぎか?笑

 正直ここからMCUに入っても全く問題ない一本。トニースターク・アイアンマンという1人の人間に大きな愛着を感じるきっかけになるよ。
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