「連れ去られ」てしまうから原題は“Taken”。なので本来なら邦題は「誘拐」とか「拉致」、「連れ去り」などにしたら原題に近づくのですが、興行面などを考慮すると『96時間』がよいのでしょうね。
ただパート1にはあった96時間というタイムリミットは今回は見当たらず…。父と母と娘の3人のうち、娘が連れ去られたのがパート1。パート2となる本作ではこの3人のうち、2人が連れ去られます。原題の“Taken 2”とマッチしてるなー。ていうことはパート3の“Taken 3”はいよいよ3人が連れ去られるのかしら?なんてことが勝手な予想が頭をよぎりました(どうでもいい話でした)。
忙しい日常のすきま時間(約90分)にサッと観て爽快感を味わう映画かな。平凡なオヤジ(リーアム・ニーソン)と思ってたら実は凄腕の元CIAエージェント。連れ去られた状況から救うべく特殊能力を全開放するって話。
敵一人一人を“秒”でなぎ倒していく爽快さと迫力あるカーアクションに重点を置いていてストーリーがありきたりでもあまり気になりませんでした(複雑さがないから気が楽)。
3部作だったのですね。パート3もパート1、2のような気軽さで観れそうなので楽しみです。