マトリックスのウォシャウスキー監督による172分もの大作。映画とは関係ない諸事情もあって、3度目のチャレンジでやっと観きれた因縁の作品。
時代も場所も異なる６つの物語が絡み合う壮大な輪廻転生の物語。複雑かつ高速に場面が転換し続けるので、前半はとくに、集中力と記憶力を試されます。眠いときは観るのやめたほうがいいw
過去と現在と未来のカルマ
輪廻と歴史上の遺物の連環がいろんな伏線で散りばめられ、次第に明らかになっていく。カルマと言いつつも西洋的な来世観。
役者たちが6つづつの役柄を演じ分けているのも大仕掛けのひとつで、エンドロールでの俳優ごとの種明かしまで楽しめます。「Agent Carter」でJarvis役やってたジェームス・ダーシーも重要な役柄。
いやー、おそるべき大作。なんというか、もっとやりようはあったろうとも思うけど。
