多分邦画で一番好きかもしれない。1本の映画としても実写化作品としても素晴らしいと思います。原作が好きで何回も読んでるけど、映画として面白くするために汲み取った箇所や改変に違和感がない。キャストの演技やハマり具合も抜群で、初見の時はオダギリジョーのキャラがどうなんだろうと不安だったけど、非常にしっくりきて一番キャラを好きになれた。宮崎あおいの大ファンなので、彼女が香具矢を演じてくれただけで最高です😭 時間の経過によって、登場人物の容姿や舞台セットが変わるもの忠実で良かった。原作ファンも納得の出来だと思います。
映画も含めた話ですが、僕はこの「舟を編む」という作品自体が大好きです。辞書作りは人生そのものだと思います。毎日やることは地味で大したことはなくても、やがては色んな人を巻き込んで大きなものへと発展し、報われる日が必ずきます。でも全ての努力が報われるわけではなく、限られた人生では実を結ばないこともあるわけで…。今は退屈でくすぶっている日々かもしれないけど、いつかは報われる日が来ると信じて、真面目にコツコツ頑張ろうと原動力になる作品です。宮崎あおいの手料理を毎日食べたら頑張れるんだけどなぁ…😭
