きなこもち

舟を編むのきなこもちのレビュー・感想・評価

舟を編む(2013年製作の映画)
3.8
国語辞典「大渡海」の作成にあたり、定年を迎えた荒木が後継者を探すべく
社内の人達に「右」の意味を聞いて歩く。
その中で営業部にいた馬締(まじめ)のセンスを見出した荒木は辞書編集部へスカウトする。

人・仕事と向き合うことで成長していく馬締さん。
一生続けていきたいと思える仕事や
一生大切にしたいと思える相手と出会えるなんて素晴らしい。

丁度仕事を辞めようと思ってた時期だったので精神やられましたが、熱くて感動しました。

もう馬締さんのあの不器用さが堪らなく愛おしい。ほんと素敵ー素敵だよー。
私もそんな人間になりたい。。

人と関わることが苦手な馬締に対して
「相手のことを知りたいと思うから話すんじゃないか」と話す下宿先のタケさんや

達筆な恋文を渡すことに対して
「相手のことを知りたいと思えばどんな形であれ必ず読んでくれるから」
と西岡さんのセリフに感動。

「向き合う」ことは時間も労力もかかるけれどそれでも気持ちをもって向き合い続ければ相手も応えてくれるのだなと。

周りに影響されて成長した馬締さんが後半は周りに影響を与える人物になっていて
これこそ良い人間関係だなとしみじみ思える映画でした。