虚

舟を編むの虚のレビュー・感想・評価

舟を編む(2013年製作の映画)
3.7
全体的に暗めのトーンだがいい味を出している。
馬締自身の生活や辞書編纂部の立場などとマッチしており、湿っぽさや埃っぽさが匂いとして漂ってくる。

物語の性質上、大きな波があるわけではないがゆったりと進んでいく過程は辞書編纂同様に大海原を着々と舟を漕いでるようである。
虚