桔梗F

アパートメント:143の桔梗Fのレビュー・感想・評価

アパートメント:143(2011年製作の映画)
3.8
超常現象を研究する調査チームが継続的な奇怪現象が報告されたアパートの調査に赴く。 

その建物では電話の異常作動、怪しい影の揺らめき、まぶしい閃光、 家具の飛行、電球の破裂などが確認され、チームはハイテク機器を駆使して解明にのりだすが、 調査を進めるとともに奇怪現象は激しさを増し、調査チームと住民の命を脅かしていく...

まあ、今はやりのPOV心霊ものなんですが、期待を裏切り?おもしろかった(;゜∇゜)
好き嫌いもあると思うが、個人的に『パラノーマルなんちゃら』や『グレイブなんちゃら』とシリーズ化されたものよりはるかに出来が良いと思う(^-^;

ほとんど同じようなテーマ、設定、予算でこうも映画の質に違いが出るのかと感心してしまった。

怖い怖くないは個人差があるだろうが夜中に電機消してヘッドフォンで観たら怖かった…※終盤、笑ってしまうとこもあったが。

POVなのだが、家中にカメラを設置し、カメラを切り換えながら映すため、事実上編集されて構成の仕方が他のPOVホラーとは一線を画す。 賛否はあると思うが(^-^;

基本的に音と「なんか映った!」で怖がらせるのは他類似作と一緒。
では、他と何が違うのか?

1つは前述の通り構成、構図の工夫。
もう1つは調査依頼した父子家庭に隠された秘密の解明。

ただ、おばけが出た!ではなく、調査隊が科学的思考とハイテク機器で論理的に仮説や消去法で原因を追求していくミステリー的なおもしろさがある♪

映画中盤で明らかになるが、調査隊のボスの専門が…と意外な特技がわかり、家族に隠された秘密がどんどん暴かれていく(゜ロ゜;

お化けに焦点をあてるのではなく、原因を作った?であろう家族の追求が目新しい(^^)

終盤、『ポルターガイスト』っぽくなり、ちょっと笑ってしまったが怖い人は怖いだろう(笑)
ラストも賛否両論だと思われる(*^^*)

ベタ褒めしてるようだが、他のPOVホラーに比べてはるかにましなだけで、名作というほどではないが、もうネタが出尽くした感がある心霊系では及第点(^-^)

ロドリゴ監督が『レッドライト』制作の途中に生まれ、監督を新人さんに任せたレッドライトスピンオフというか姉妹品のような映画だが過度の期待せず観ると楽しめる♪

ちなみにここだけの話だが…
「レッドライト」よりおもしろかった(;つД`)