文字通り人生プレイバックする話。
仕事も私生活もパッとしない(らしい)ムラジュン、めちゃめちゃカッコよい。ダメ出し連発の監督役・テイ龍進もよき。
二本立てで見た「ケイコ目を澄ませて」にも出ていた三…
このレビューはネタバレを含みます
モノクロがあっているなと思わせる映画。主人公がそのまま高校生に戻るから、置いていかれる。けど、回想する主体は今の自分で、そのまま周りだけを思い出すから、的確な気もする。2度目に戻ったわけも、旧友が現…
>>続きを読む早稲田松竹、三宅唱監督特集にて。
物語の掴みどころが難しく、理解の追いつかない点も多々あったけどもハッとするような映画的ショットにあふれており、三宅監督の才気をビシバシ感じられた。
35mmフィ…
起きて計量カップに牛乳を入れて飲むところのロングショット。
病院で村上淳を背後から映し右からにゅっと出てくる三浦誠己の手、本当に「にゅっ」て言葉通りの感じで印象的。そしてその後ふたりを正面から映すと…
観終わって「スタイル」という四文字が頭に残った。「文体」とも近い。
コンセプトや主題が、観賞後にほのかに薫ってくるくらいの、"観る"ことの純粋な楽しさよ。
20代後半で、こういうものを撮れてしま…