Angeprunelle

ボディ・ハントのAngeprunelleのネタバレレビュー・内容・結末

ボディ・ハント(2012年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

Identityを愛してもらえない哀しみ。
分からなくないな。

愛される鎧をまとうことでしか
居場所が確保出来ない寂しさ。

愛されたいから愛されるように頑張って
そんな日々を生き続けてるしかない虚しさ。

・・・しんどい。

あの頃の幼く傷付いた彼を
しつこいくらいにぎゅーっと抱きしめて
離さないでいてくれる人が一人でも居たなら・・・

死んだように冷たい心のまま大きくなってしまった彼を見て
私の心も凍りついてしまった。

ビンタの後に出た母の言葉。
2日前に見たのに何故だか今も引きずってる。

結局サラの言うこと聞いて
深入りしない方が良かったって言うのも
強烈に皮肉だし哀しい。

得体のしれないものには近付くなかれ。
大人になればなる程得意になる排除という思考。

私達は自分の心の中こそ全てでそれこそIdentityなのに
他人の事は表面上の外見や履歴で
概ね判断してしまう。

履歴こそ真実だと言いたげで
結局自分しか自分の心など気にしないと言いたげで
優しい心の持ち主は馬鹿をみると言いたげで・・・

孤独で寂しい作品。