人身売買組織に誘拐された娘をヴァンダムが救う、劣化版『96時間』!
「誘拐から24時間経過後の生存率は4割以下である」的なやりとりも完全コピー。
本家の方は「冷静に暴走するパパ」というリーアム・ニーソン唯一無二のハマり役が魅力だったが、本作は敵も味方も全員おっちょこちょいという午後ロード感全開でお送りします。
序盤から派手にやらかして落ち込むヴァンダム。
裸エプロンで接客するお肉屋さんのヴァンダム。
仕事復帰したその日のうちに犠牲者を出してまたも叱られるヴァンダム。
お肉に囲まれて拷問されるヴァンダム。
娘の居場所を依頼主から教えてもらうヴァンダム。
実の息子と仲良く共演するヴァンダム。
『その男、ヴァン・ダム』以降、哀愁を誘うキャラが定着したのだろうか?
シュワやスタローンもそうだが、筋肉俳優は低迷期を乗り越えると味わい深さが増すらしい。
リーアムパパとはまた違う、ヴァンダムパパの魅力を全身で感じよう。