ハハハの作品情報・感想・評価

「ハハハ」に投稿された感想・評価

はじめてのホン・サンス
酒の席で実際にこういった話を聞くと、良い酒認定してる。彼の考える撮影の経済にはピンと来なかったな。
甘味

甘味の感想・評価

4.1
昔からどうも恋愛系会話劇と相性が悪く、ロメールやリンクレイター等の名作観てもイマイチピンと来なかったりで、例に違わずホン・サンスも絶対あかんやつやとずーっと食わず嫌いしてた訳ですよ。
でも…でも…なんとなく気紛れで観てみたら…なんじゃぁぁぁこの得も言われぬ心地良さはぁぁぁぁぁ……

浮気したり不倫したり、とりあえず酒ばっか飲んでるし、普段なら反吐が出るようなボンクラどもの無駄話だけで成り立ってる映画なのに。私が一番苦手とする、アホには付き合ってられんわ〜勝手にやっててくれ〜みたいな話なのに。それだのに。
延々と聞いてられるこの不思議な引力の正体はなんなんや…そしてまた味わいたくなる麻薬みたいなフワフワした心地良さはいったい…

恐るべしホン・サンス。この謎を解くべく他作品も観てみるとしよう…(←多分既にハマってる)
ann

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3.0
先輩とお酒を呑みながら思い出話

じめっとする感じ悪くなかった
レク

レクの感想・評価

4.1
酒を酌み交わし、交互に過去の恋話を語り合う。
ただそれだけの、日常を切り取っただけの他愛ない語りなのに、ちゃんとそこにドラマ性を持たせてひとつの映画として成立させている。
これがホン・サンスの手腕か。

振り返る時系列、回想シーンが絡み合い、それでいて互いに独立している絶妙な距離感。
世界は狭い。
思わず『ハハハ』と笑ってしまうような滑稽にも見える特殊構造の群像劇はある種の人生の美学なのかもしれない。

何故かこの映画は永遠に観ていられるような気がした。
きっと、自分自身が劇中のこの空気の中にずっと浸っていたいのだろう。
そんな優しく長閑な映画だ。
この人の映画とは相性悪い。いつも「勝手にすれば?」と思ってしまう。
り

りの感想・評価

-
男きもいわ
mfvlt

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3.0
「恋愛についての4つの考察」のなかでは微妙 ホン・サンスが演出をつけて『真昼の不思議な物体』みたいなリレー式の語りで進む映画を撮ったら面白そうとちょっと思った この映画の将軍が出てくるシーンとか『カンウォンドの恋』とか見てるとアピチャッポンみたいなマジックリアリズムをかなり感じる
昨日の霜降り明星粗品TVも反復の番組だったがあまり面白くなかった。
商店街の人に同じボケを繰り返させるために台本を渡しているのだろうが、目に見えて不自然なためにあくまで台本上の出来事としか見えず、ボケとツッコミがそれ単体で面白いかどうかは抜きにしても、ループし続けるサスペンスが取るに足りないものに思える。

もう一つ気がついたのは特徴的なワードを駆使するツッコミの場合、ボケの後に必ず粗品の顔にカメラが寄る。このせいでボケる側のリアクションの顔をカメラは捉えきれず、あくまでボケが振りのためにしか機能してないように見えて雑。
ディレクターのセンスで笑いが損なわれることは充分にあり得る。
笑いはある程度構造で作れるとは思うが、それはあくまで台本上と編集作業でのことで、現場ではいかにハメを外すのか、それは身体的な笑いをどれだけ産めるかだよなと思った。

ホン・サンスは同じ作業を繰り返す役者に本当に酒を飲ませて敢えて同じ作業を繰り返せないようにするらしいが、確かにそのことが影響しているのか、役者の魅力はあるように思った。
世の中は予想以上に狭い。
2人の男の恋話を黙って聞かされた感じかな
ゆぅま

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3.7
酒を飲み交わし過去の恋愛について語りあう2人の男。3つの時系列が交差しながら展開する物語は目立った抑揚もなく淡々と進む。大人の恋愛を気取った子供のおままごとを時にロメール、時にゴダールなどの文脈で語ってしまう技量。それらがもたらす謎の高尚さと滑稽さ。流石のホン・サンス!
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