つるみん

教授とわたし、そして映画のつるみんのレビュー・感想・評価

教授とわたし、そして映画(2010年製作の映画)
3.7
タコの踊り食いをした場合、吐いてもまだ踊ってることが証明された映画です。

はい、監督はホン・サンス。
日本映画に、そして仏映画に最も感覚が近いと思われる韓国映画監督は本作もその静かなテイストは変わらず、男女の恋愛を描いていました。

2人の男と1人の女の三角関係が、それぞれの視点で描かれる為に割と飽きずに最後まで観ることができました。

年上の男と若い男。
どちらも魅力があって、どちらも惹かれない点はある。同じ場所にデートで行き、2人を比較する女。興味深い!
これは別に歳関係なく、元彼と今彼を比較するようなもので、同じデート場所に行った時に無意識に比較してしまう〝あれ〟を上手く表現していた。

主演は『パラサイト』で金持ちお父さんを演じたイ・ソンギュン。ヒロインはみんな大好きチョン・ユミ。

相変わらずイ・ソンギュンは声が低すぎるのと、時計回し(映画『パラサイト』からの引用)が好きそうでした。
チョン・ユミはほぼノーメイクで挑んでいるにも関わらず、可愛すぎる。

チョン・ユミなら違う男と比較されても文句ないですよね?男性の皆さん。
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