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教授とわたし、そして映画のkeitataのレビュー・感想・評価

教授とわたし、そして映画(2010年製作の映画)
4.6
「真実を真実のまま描くのではなく、人為を通して真実を描く」と映画の中で主人公は説く。

ホン・サンスは映画の真実を映画にまつわる真実を通して描いたのであって、幸運なことに私は最後、映画〜この作品に限ったことではなく、映画全般の〜真実に触れることができたのである。そして、一度この真実を知ると、この映画は最初から映画の真実に触れていることがわかる。
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