いちじく

ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館のいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

奥さんに先立たれてしまったダニエル・ラドクリフは悲しみを引き摺り続けている。
法律事務所で働くラドクリフは仕事で田舎町へと向かう。
空き屋敷に書類探しを行うが、屋敷に住む悪霊を刺激してしまい、町の子供達が次々と自死してしまう。
沼の底に放置されていた悪霊の息子を引き摺りあげて、悪霊のお墓に一緒に埋葬してあげる。
しかし呪いは終わっておらず、遊びにやって来たラドクリフの息子が汽車に轢かれそうになり助けようとしたラドクリフもろとも、、、
亡くなった奥さんと再会するラドクリフ親子。


終盤の『リング』的な展開は楽しめるけれど、それまで抑揚に乏しい探索が続いてかなり退屈。
冒頭から容赦ない子供の自死から始まり、かなり尖った作品なのではないかと期待したけれど、あまり特徴のないホラーだった。ジャンプスケアを多用する、子供に執着する病んだ母親の悪霊。

あんまし上手くないジャンプスケア。
ダニエル・ラドクリフはゴシックな舞台に良く馴染む。
犬が可愛い。
特に主人公の心情が変化するような冒険ではなかったと思う。ドラマが無かったような。子供を大切に、、、というなら着地が間違い。

窓に手を付いて出現する幽霊にはビックリ。
いちじく

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