『アフガン』で一気に注目を浴びたフョードル・ボンダルチュク監督が、ストルガツキー原作の『収容所惑星』を実写映画化した本作。
ところで、日本で公開された本作は「インターナショナル版」
これ、実はね…
本来四時間ある映画なんです。
本国ロシアでは四時間のSF超大作で、めっちゃしっかりした作品なんですよ。これが何を思ったのか…。超編集で二時間に縮められて「インターナショナル版」として海外に売り出されていったわけです。ひどいひどい…
だから日本での評判が悪くなるのも仕方がない。
それでも上手くカットしてここまでコンパクトにできたなと思うほど。
映像も世界観も素晴らしいのにね。クライマックスの世界平和や世界の在り方について討論しながらの格闘アクションとかすごく良いのに…。
インターナショナル版のままなら、よほど物好きじゃなきゃ見なくてもいいと思います。