特濃ミルク

ルビー・スパークスの特濃ミルクのレビュー・感想・評価

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)
3.4
 一発屋の冴えない小説家は自分が思い描いたような「理想の」彼女を手に入れる。というかひょんなことから自分の小説の中のヒロインが現実世界に飛び出してきたのだ。デフォルトで主人公に惚れているし、しかも虚構の中の存在であった彼女の性格や行動は、タイプライターに入力した通りに変更できるようだ。つまり気に入らないとこがあればその都度修正して「理想の」恋愛ができるのだ。
 …まあストーリー展開は想像がついた。自分の理想を押し付ける恋愛が上手くいくはずがない。っていっても設定上、彼女の性格すら書き換えれるんだから、「ほどほどに一途な性格になる」とかもうちょっと内容考えて書けば何とかなったんじゃないのか。それじゃ映画として成り立たんが。
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