二作目に悩む若い小説家は夢に出てきた理想の女性を書き留めてたら、ある日その女性が目の前に現れる―
見終わったときに良いラブストーリーを見たなという気持ちになる。
主人公の兄が言った「それって近親相姦っぽくない?」の指摘があるのとないのとで作品の受け入れ度合いが違う。
書き換えることで彼女が病んデレになったり能天気になったりするコメディが楽しい。
逆にすべてを打ち明けた彼女を目の前にして悪魔のタイプライターを打ち出したときは、どんなスラッシャーホラー展開になるかと心踊ったが優しいものだった。
彼女がラスト付近でした「あちゃ~」の顔が可愛い。
人生が思い通りになったら割りと簡単に狂ってしまうのだろうな。
ルビー役が誰かに似てるなとずっと考えてたけどやっと分かった、いしのようこだ。ちなみに元カノは滝沢カレンに似てた。