おしゃれなイマジナリーフレンド系の映画だろうと思いながら観はじめたら、想像以上の狂気に驚かされた。
物語の中なのか現実なのか、境界が曖昧に表現されていて、それがまた現実味を持たせている。
この映画を見ている自分たちも彼の読者に過ぎないし、作家の存在の危うさと曖昧さと人間や物語や世界を一から作れる魅力に惹かれる。
彼の才能に魅了されて、(或いは彼が天才だということすら創作かもしれない)人々は崇拝するのかもしれない。
ルビーも可愛らしいし物語もおしゃれに進むけど、とにかく鳥肌がゾワッと立つシーンが結構ある。
結末は言わないで。