Emi

ルビー・スパークスのEmiのレビュー・感想・評価

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)
3.7
ファンタジー、ロマンス
19歳の若さで小説家としてデビューしたものの、その後ヒット作に恵まれず自信を失っていたカルヴィン。
セラピストに勧められ「理想の女の子」を主人公に小説を書き始めた彼が朝目覚めると、キッチンに小説家の主人公、ルビー・スパークスが立っていた。

エモいしサブカル感溢れてる。
下北や高円寺っ子が好きそうなおしゃれ作品。
しかもポール・ダノとゾーイ・カザンは実際の夫婦なのね、おしゃれだ🍭
タイプライターで打った通りになるルビーに途中からホラーを感じてた。
自分の思い通りになる恋人が居たら楽しいか?なんて直接的なメタファーがありながらも、私は小説が書けないカルヴィンに注目したい。
人は変わるし自分も変わることができる。
変化は新しいから恐れて当然なんだけど、それでも受け入れ、たまに葛藤し、後退することもあるけど少しずつ前に進む。
自分のことしか考えてなかったカルヴィンが最後、ルビーを自由にしてあげるシーンの表現が良かった☺️
Emi

Emi