ビクトル・ユーゴーの小説を原作としたミュージカルを、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイらが共演して映像化した作品。
セリフのほぼすべてが歌ですが、ダンスはありません。
フランス革命から26年後の1815年が舞台。
ジャン・バルジャンは、妹の子供のために、パンをひとつ盗み投獄され、脱走を企てた罪も加わり19年間服役する。
仮出所するが、教会で再び盗みを働いて見つかるが、司教は見逃してくれる。
その後、名前を変えて市長となり、自身が運営する工場で職工だった女性の娘コゼットを引き取る。
しかしジャベール警部に正体がばれ、コゼット共にパリへ逃亡する。
やがて市民による暴動が起こり、彼らは紛争に巻き込まれていく。
果たしてジャン・バルジャンの運命は？
ジャン・バルジャンだけでなく、沢山の人々の愛と苦悩が描かれています。
多くの人々の人生が複雑に絡み合って成り立っている現実が、見事に描かれていました。
俳優や舞台セットも豪華です。
ストーリーもハラハラの連続で楽しめました。
圧倒的な世界観をもとに描かれた愛と赦しが詰まった作品です。
2021.1 NHK BSPで鑑賞（字幕）
第85回 アカデミー賞にて助演女優賞、音響録音賞、メイクアップ＆ヘアスタイリング賞を受賞（2013年）
第70回 ゴールデングローブ賞にて最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演女優を受賞（2013年）
第37回 日本アカデミー賞にて優秀外国作品賞を受賞（2014年）
