Azuという名のブシェミ夫人

レ・ミゼラブルのAzuという名のブシェミ夫人のレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
4.0
全部歌なのはちょっと・・・という方も多いと思いますが、私はミュージカルじゃなかったら、こんなに感動しなかったかもと思います。
古典ですし、正直言ってまぁそうなるだろうという物語ですから、知らなくともハッキリいってストーリー展開は読めます。
でも分かってても、あのキャスト達の感情の高ぶりが身体から溢れ出してしまったような歌声に、自分の中のあらゆる感性を引っ張り出されました。

一番心にきたのはエポニーヌのOn my own。
切なくて、心細いけれど強がって。
彼女自身をとても良く表した名曲。

映画館の大音響で見てよかったと思える映画。