レ・ミゼラブルはミュージカルも原作も鑑賞済です。
レ・ミゼラブルはあらゆる愛の物語。
神への愛、母親の愛、国への愛、法律への愛、そして人間への愛の物語だと私は思おます。
この映画で、特にファンティーヌの夢破れてのシーンとラストが素晴らしいと思います。
ファンティーヌはあえて彼女を画面の中央には置かないで、バストアップのシーンとして撮影されています。
その構図が素晴らしい。
そして映画ラストの砦のシーン。それは神の国なのでしょうか、自由の象徴と言わんばかりに、高い高いバリケード。
全ての苦しみから解放された場所なのかな?としみじみ考えてしまいます。