わたしには所詮理解出来ぬ倫理観
古川慎が朗読劇でジャン・ヴァルジャンを演じたのをきっかけに、眠っていたDVDを引っ張り出して鑑賞。
ミュージカル、おそらく苦手。
そして、ヒュージャックマンの歌声は綺麗なのに苦手。
こうも納得のいかない超大作があったものか。多分私がまだ幼稚いからなんだろうな。全然、わからん。これがこうも素晴らしいと言われる訳が、わからん。何故。あーもどかしい。
なんかな…私にはこの約3時間は1人の男の欲求を満たすだけの時間だったように思える。彼に救われた人はいるし、それで幸せになった人もいるから綺麗に見えるんだけど。タイトル通り、誰もが愚かな選択しかしていない。気がする。だから一見ハッピーなシーンも快く受け入れられない。
お前は何を求めているんだと言われたら何も言えないんだけど、こういう話、嫌いなんだよね多分。
唯一、私が救われたのは最期にアン・ハサウェイが導いてくれたことくらいかな。
あとはラッセル・クロウの歌声が良い。
こんなレビューしか書けず、好きな人には申し訳ない。