ブルーススターキラー

レ・ミゼラブルのブルーススターキラーのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
4.0
[レ・ミゼラブル]は、アカデミー賞受賞作品[英国王のスピーチ]で監督賞を受賞したトム・フーパーが監督を務めている。ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、エディ・レッドメインなど豪華キャストで映像化されたミュージカル映画の”傑作"として数々の映画賞を受賞している。原作は、ヴィクトル・ユゴーである。差別や貧困、夢や希望についてを容赦なく暴力的かつ魅力的に描いている。ヴィクトル・ユゴーによる小説を題材に歴史的背景を上手く再現されている。アン・ハサウェイは登場シーンが少ないけれどもアカデミー賞助演女優賞をしているだけあり、素晴らしい演技を魅せてくれる。クロード=ミシェル・シェーンベルクによる楽曲も[レ・ミゼラブル]が昔ながらに持つ美しさを上手くアレンジする事に成功している。そして、今作は、全体的にも上手くバランスの取れた作品であるといえるでしょう。