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サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへのkalpassのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

フィルム映画とデジタル映画のドキュメンタリー

卒論でこの分野を研究してたため、この作品はかなり面白かった。
フィルム映画から始まり、デジタルの黎明期から現在におけるデジタル映画の立ち位置が分かりやかった

この映画の主張だとデジタルがやや悪者的な描かれ方のような気もする。

そもそも自分もデジタル賛成派でフィルムなんてノスタルジーの弊害以外には何物でもないと単純に考えていたけど

デジタル素材の保存フォーマットの問題を始め、フィルム好き嫌い以上に確かに決定的に悪い点があり、フィルムについての良い面もあるんだなと考えさせられた。

家庭用ビデオでのドグマ95の作品から
全編デジタル撮影の『スターウォーズEP2』
そして3Dの新しいデジタル撮影を創り出した『アバター』
IMAXのノーラン作品

この映画自体、数年前の話のため現在の環境は変わりつつあるが、
フィルム撮影とデジタル撮影の対立のうえでそれらの作品を大画面の映画館で鑑賞できる時代が貴重なんだなとつくづく思った

ドリームキャストで遊んでた小学生の頃が懐かしい
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